会員誌「SOLOMON」vol.6(2018年7月発行)光免疫療法の先駆者、小林久隆博士

イノベーションが生まれる時
「創りたい」と思わないと何も生まれない

人体には無害の近赤外線という光をがんに当ててがん細胞を壊す新しい治療法の治験が米国で進んでいる。副作用はほとんどなく、がん治療の大変革を起こすと期待されている。開発したのは小林久隆・米国立がん研究所主任研究員。これまでだれもたどり着けなかった治療法がもうすぐ実現しそうだという。イノベーションはいつ、どんな環境で生まれるのか――。小林さんの30年におよぶ研究から探ってみた。

小林久隆さん記事(圧縮)

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