自動車業界550万人の雇用を守るためには、トヨタも「エンジン廃止」を早く決断すべきだ  「合成燃料でエンジン存続」は難しい(プレジデントオンライン2021年6月17日)

現在、自動車業界の最大の課題は、CO2排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」(CN)をどのように実現するか、ということだろう。
この点についてトヨタ自動車の豊田章男社長の発言が注目を集めている。4月22日、日本自動車工業会の会長会見で、豊田社長はこう述べた。
「日本の自動車産業がもつ高効率エンジンとモーターの複合技術に、この新しい燃料を組み合わせることができれば、大幅なCO2低減というまったく新しい世界が見えてまいります」
「この新しい燃料」とは、水素とCO2から製造する合成燃料「e-fuel」だ。それまでも豊田社長はCNへの選択肢はEV(電気自動車)化だけではないと何度も繰り返し、欧米や中国が進めるEV化路線にくぎを刺していた。それに加えて合成燃料の利用もCNへの一つの選択肢であると強調したのである。
 だが本当に一つの選択肢と言えるのだろうか?

<続きは下記から>
https://president.jp/articles/-/47008

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